調理器具を傷つけないで洗う

スポンジで擦るだけで良い

汚れていても、使い終わった直後なら軽い力で擦るだけで落とせます。
すると調理器具に余計な傷をつけないので、このことからもすぐに洗うべきと言われています。
また洗う時にタワシを使う人がいますが、調理器具を傷つけるので使用を控えてください。
メンテナンスでは、柔らかいスポンジを使いましょう。

鍋やフライパンは、食材が焦げ付かないようコーティングされている製品が多いです。
しかし力強く擦るとコーティングが剥がれて、食材が焦げ付き、洗うのが大変になってしまいます。
おいしい料理を作れず、洗う際の負担が大きくなるだけなので、メリットが1つもありません。
そのためメンテナンスをする際は、コーティングを守ることを意識しましょう。

クレンザーは使わないように

調理器具を洗う際は、食器洗い用の洗剤を使いましょう。
強力な汚れが付着している時は、クレンザーを使う人がいます。
しかしクレンザーには研磨剤が含まれており、調理器具を削りながら汚れを落とします。
つまり調理器具が傷つき、鍋やフライパンはコーティングが剥がれるかもしれません。

調理器具の寿命が縮まるので、クレンザーの使用は禁止です。
正しくメンテナンスをすれば、洗剤だけでも綺麗に汚れや雑菌を落とせます。
最近は油汚れに対応する、強力な洗剤が登場しています。
どうしても汚れを落とせない時に、それを購入しても良いですね。
ただ成分が強すぎて、皮膚に触れると炎症を起こすリスクがあり、使う際はゴム手袋を装着するのがおすすめです。